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アニメ世界に没入。日本テレビとジブリの歩みを辿る @東京・天王洲 寺田倉庫

金曜ロードショーとジブリ展

2023年6月29日(木)~9月24日(日)、東京・天王洲 寺田倉庫 B&C HALL/E HALLで「金曜ロードショーとジブリ展」を開催中です。日本テレビ系で放送している映画番組「金曜ロードショー」では、これまで200回以上にわたり、スタジオジブリ作品を放送してきました。

金曜ロードショーの放送がはじまった1985年は、偶然にもスタジオジブリのスタジオ開きと同じ年。その1985年を起点に金曜ロードショーとスタジオジブリの歩みを、時代とともに振り返ります。

展覧会は全部で5つのパートで構成されています。PART1では、昭和、平成、令和の世相を掘り起こし、貴重なアーカイブ映像をはじめ多数の資料をもとに制作したパネルなどを展示しています。

金ローとジブリ“のヒストリーを辿る圧巻のデータベース (C)Studio Ghibli

PART2では、1984年の『風の谷のナウシカ』から2021年の『アーヤと魔女』まで、ほぼ全作品の絵コンテを展示。ジブリ作品ならではの場面の構成やセリフなど、演出イメージをつかめます。映画の設計図としてなくてはならない絵コンテを、間近で見ることができる貴重な機会です。

PART3は、ジブリ映画ポスタースタジオ。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『魔女の宅急便』などスタジオジブリ作品のポスターをリアルに再現。ポスターに飛び込んで、主人公のように撮影できるフォト空間です。

主人公になりきってジブリ作品のポスター風に撮影できる (C)Studio Ghibli

PART4は、「ジブリの大博覧会」富山展のために作られた巨大な「ジブリの幻燈楼」が東京に初登場。「幻燈」とは、フィルムや造形物などに強い光を当てて、幕などに映像を投影できる装置のこと。キャラクターをモチーフとしたガラスに光を照射することで、映画の世界観を音と光に包まれながら体感できます。

幻燈は、ガラスの町・富山の富山ガス造形研究所、富山ガラス工房、地元作家らが制作を担当し、スタジオジブリが監修 (C)Studio Ghibli

PART5は、金曜ロードショーとスタジオジブリの歴史の原点『風の谷のナウシカ』にフォーカス。造形作家として世界に多くのファンを持つ竹谷隆之さんらが作成した造形物をもとに、映画に登場する「腐海(ふかい)」の空間を表現。王蟲(おうむ)、大王ヤンマ、ムシゴヤシなどお馴染みのキャラクターは圧巻のクオリティです。

edit & write : yoko sueyoshi

風の谷のナウシカ 王蟲の世界に紛れ込んだかのような展示は必見 (C)Studio Ghibli

会期:2023年6月29日(木)~9月24日(日)
開催時間:10:00~20:00※最終入場は19:30まで
会場:東京・天王洲 寺田倉庫 B&C HALL/E HALL
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川 2-1-3
費用:【通常チケット】大人¥1,800/中・高校生¥1,500/小学生¥1,100
【特典付きチケット】:大人¥2,700/中・高校生¥2,400/小学生¥2,000
※すべて税込み

※主催者の都合により情報が変更になる可能性があります。最新の情報はイベントHPをご確認ください。
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