コーユーレンティアは、イベント向け等のレンタル事業に加え、オフィス移転やリユースなど幅広いサービス展開でレンタル業界に革新をもたらし、新たな価値を提供し続けています。「変わらないために 変わり続ける」というパーパスを掲げ、柔軟でクリエイティブなソリューションを展開中です。本記事では、同社執行役員・川村淳一氏に、創業から現在に至る事業の変遷や独自の強みについて伺いました。
工事現場から拡大。大規模イベントを支えるバックヤード備品レンタル事業
——創業から現在に至るまで、コーユーレンティアはどのような歩みを経て成長してきたのか教えてください。
川村:当社は、創業者の「物を貸すことで繰り返し利用できる仕組みを作りたい」という想いから設立されました。当初は、工事現場向けの備品レンタルを主要業務としてスタートしましたが、時代の変化やニーズに応じて事業を拡大。ゼネコンとの取引をきっかけに全国展開を進め、現在ではオフィス用品やイベント備品のレンタル事業、さらにはリユースショップの運営に至るまで幅広い分野でサービスを提供しています。
特にバブル期には、建設ラッシュに伴いマンション販売センターが増加し、バックヤードでの事務所備品の需要が急増。建設業界との協業が急速に進み、事務所備品のレンタル事業が飛躍的に拡大しました。
その後、沖縄サミットや世界的なスポーツの祭典など国際イベントへの対応がレンタル事業の大きな転機となりました。沖縄サミットでは警備員の宿泊設備や備品を手掛け、世界的なスポーツの祭典では仮設テントやVIPエリアの設営、メディアセンター向けの備品調達を担当しました。また、世界的なスポーツの祭典では、日本全国10会場に必要な大量の備品を調達・提供するという初の大規模なプロジェクトに取り組みました。
当社のこうした柔軟な事業拡大を通じて、多様なシーンでのレンタルニーズに応え続けたことが、成長の礎となっています。
——まさに、コーユーレンティアのパーパス「変わらないために 変わり続ける」を体現したような沿革ですね。このパーパスに込めた想いについてもお聞かせください。
川村:当社は、オフィスやイベント向けのレンタル事業で一定の認知度がありますが、それを維持するためには常に進化し続けることが必要だと考えています。
例えば、レンタル業界におけるデジタル化や顧客ニーズの変化に対応するため、最新のICT機器(PCやプロジェクタなどの情報機器)や健康志向のオフィス家具の導入を積極的に進めています。また、コロナ禍を契機にリモートワークの需要が急増した際には、柔軟に対応できる家具レンタルの提供や、使い方に応じたパッケージ提案を行うことで、多くの企業の課題解決に貢献しました。
このように新規事業を積極的に立ち上げることで、既存の枠にとらわれない柔軟な発想で顧客に新しい価値を提供しています。
——レンタルサービスの最近のトレンドや顧客ニーズについて教えてください。
川村:最近は、健康志向の高まりにより、上下昇降デスクや集中ブースの需要が急増しています。また、コロナ禍でのリモートワーク普及に伴い、短期間だけ使用する家具やICT機器のレンタルも増加しています。
こうしたトレンドを受け、当社では商品ラインナップを常に更新し、多様な顧客ニーズに対応しています。例えば、最新のオフィスチェアやエルゴノミクス(人間工学)デザインのデスクなど、時代に合った商品を提供しています。また、イベント向けではVIP対応の高級備品のレンタル需要が増加しており、これらの特別な要望にも対応可能です。
川村:当社は、創業者の「物を貸すことで繰り返し利用できる仕組みを作りたい」という想いから設立されました。当初は、工事現場向けの備品レンタルを主要業務としてスタートしましたが、時代の変化やニーズに応じて事業を拡大。ゼネコンとの取引をきっかけに全国展開を進め、現在ではオフィス用品やイベント備品のレンタル事業、さらにはリユースショップの運営に至るまで幅広い分野でサービスを提供しています。
特にバブル期には、建設ラッシュに伴いマンション販売センターが増加し、バックヤードでの事務所備品の需要が急増。建設業界との協業が急速に進み、事務所備品のレンタル事業が飛躍的に拡大しました。
その後、沖縄サミットや世界的なスポーツの祭典など国際イベントへの対応がレンタル事業の大きな転機となりました。沖縄サミットでは警備員の宿泊設備や備品を手掛け、世界的なスポーツの祭典では仮設テントやVIPエリアの設営、メディアセンター向けの備品調達を担当しました。また、世界的なスポーツの祭典では、日本全国10会場に必要な大量の備品を調達・提供するという初の大規模なプロジェクトに取り組みました。
当社のこうした柔軟な事業拡大を通じて、多様なシーンでのレンタルニーズに応え続けたことが、成長の礎となっています。
——まさに、コーユーレンティアのパーパス「変わらないために 変わり続ける」を体現したような沿革ですね。このパーパスに込めた想いについてもお聞かせください。
川村:当社は、オフィスやイベント向けのレンタル事業で一定の認知度がありますが、それを維持するためには常に進化し続けることが必要だと考えています。
例えば、レンタル業界におけるデジタル化や顧客ニーズの変化に対応するため、最新のICT機器(PCやプロジェクタなどの情報機器)や健康志向のオフィス家具の導入を積極的に進めています。また、コロナ禍を契機にリモートワークの需要が急増した際には、柔軟に対応できる家具レンタルの提供や、使い方に応じたパッケージ提案を行うことで、多くの企業の課題解決に貢献しました。
このように新規事業を積極的に立ち上げることで、既存の枠にとらわれない柔軟な発想で顧客に新しい価値を提供しています。
——レンタルサービスの最近のトレンドや顧客ニーズについて教えてください。
川村:最近は、健康志向の高まりにより、上下昇降デスクや集中ブースの需要が急増しています。また、コロナ禍でのリモートワーク普及に伴い、短期間だけ使用する家具やICT機器のレンタルも増加しています。
こうしたトレンドを受け、当社では商品ラインナップを常に更新し、多様な顧客ニーズに対応しています。例えば、最新のオフィスチェアやエルゴノミクス(人間工学)デザインのデスクなど、時代に合った商品を提供しています。また、イベント向けではVIP対応の高級備品のレンタル需要が増加しており、これらの特別な要望にも対応可能です。
熟練の職人技で家具を再生。リサイクルやリペアで無駄を最小化
——他にも、「三方よし」の精神を大切にされていると伺いました。この精神をどのように事業活動に反映されていますか?
川村:「三方よし」の精神は、顧客、会社、社会が共に利益を享受できることを目指す考え方です。当社のレンタル事業は、物を貸すだけではなく、顧客のニーズに応じて柔軟に提案することに重きを置いています。
例えば、使われなくなった備品をリペアやリサイクルすることも一つです。また、大型イベント後に使用された備品を適切に整備し、新たな現場で活用することで無駄を最小限に抑える仕組みを構築しました。こうした取り組みを通して、製品寿命を延ばすことで、社会全体での資源効率の向上にも寄与しています。
——リユースショップも運営されているそうですが、どのような狙いがあるのでしょうか?
川村:リユースショップは、レンタル事業の最終的な出口戦略として重要な役割を果たしています。イベント後の過剰在庫や使用済みのオフィス家具を適切に再販することで、資源の有効活用を促進し、循環型社会の実現に寄与しています。
リサイクル品の購入はコスト意識の高い顧客にとっても魅力的であり、環境意識の高まりと相まって需要が増加しています。また、地域密着型の店舗運営により、地元企業や個人顧客とのつながりを強化しています。
——リペア事業における具体的な修繕内容や、独自の技術について詳しく教えてください。
川村:リペアに関しては、スチール、木材、布製品など多様な素材に対応した修繕を行っています。例えば、スチール製家具の全塗装や木製家具の穴埋め修正など、高度な技術を駆使して新品同様に蘇らせることが可能です。
また、布製品のクリーニングや張り替えも行っており、これにより長期的な使用が可能となります。さらに、熟練の職人が手作業で行う細かな修復作業により、家具のデザイン性を損なうことなく美観を取り戻します。これらのサービスは、単にコスト削減にとどまらず、環境負荷軽減にも寄与しています。
川村:「三方よし」の精神は、顧客、会社、社会が共に利益を享受できることを目指す考え方です。当社のレンタル事業は、物を貸すだけではなく、顧客のニーズに応じて柔軟に提案することに重きを置いています。
例えば、使われなくなった備品をリペアやリサイクルすることも一つです。また、大型イベント後に使用された備品を適切に整備し、新たな現場で活用することで無駄を最小限に抑える仕組みを構築しました。こうした取り組みを通して、製品寿命を延ばすことで、社会全体での資源効率の向上にも寄与しています。
——リユースショップも運営されているそうですが、どのような狙いがあるのでしょうか?
川村:リユースショップは、レンタル事業の最終的な出口戦略として重要な役割を果たしています。イベント後の過剰在庫や使用済みのオフィス家具を適切に再販することで、資源の有効活用を促進し、循環型社会の実現に寄与しています。
リサイクル品の購入はコスト意識の高い顧客にとっても魅力的であり、環境意識の高まりと相まって需要が増加しています。また、地域密着型の店舗運営により、地元企業や個人顧客とのつながりを強化しています。
——リペア事業における具体的な修繕内容や、独自の技術について詳しく教えてください。
川村:リペアに関しては、スチール、木材、布製品など多様な素材に対応した修繕を行っています。例えば、スチール製家具の全塗装や木製家具の穴埋め修正など、高度な技術を駆使して新品同様に蘇らせることが可能です。
また、布製品のクリーニングや張り替えも行っており、これにより長期的な使用が可能となります。さらに、熟練の職人が手作業で行う細かな修復作業により、家具のデザイン性を損なうことなく美観を取り戻します。これらのサービスは、単にコスト削減にとどまらず、環境負荷軽減にも寄与しています。
100万点の選択肢。オフィス家具レンタルが叶える自由な空間設計
――オフィス家具を中心としたレンタルサービス「オフィスイッチ」も展開されています。どのようなサービスでしょうか?
川村:オフィス環境を「買う」から「レンタル」に変えることで、手軽にリニューアルする提案をしています。単品のアイテムだけでなく、オフィス全体のレイアウトもご提案可能で、保有アイテムは業界最大級の100万点以上。急なプロジェクトルームの設置や、オフィスの規模拡大が急務なスタートアップなどの企業様にもぴったりです。
例えば、応接室や入口にアートを3枚ずつ飾るといった柔軟な提案ができます。購入の場合は、選定するまでに時間や手間がかかりますが、レンタルなら当社の方でカタログから一度ご用意し、後で自由に入れ替えられます。季節ごとにアートを変えることもでき、手軽に環境をリニューアル可能です。
さらに、廃棄や引っ越しの場合でもワンストップで手配できるため、お客様の手間を最小限に抑えます。
川村:オフィス環境を「買う」から「レンタル」に変えることで、手軽にリニューアルする提案をしています。単品のアイテムだけでなく、オフィス全体のレイアウトもご提案可能で、保有アイテムは業界最大級の100万点以上。急なプロジェクトルームの設置や、オフィスの規模拡大が急務なスタートアップなどの企業様にもぴったりです。
例えば、応接室や入口にアートを3枚ずつ飾るといった柔軟な提案ができます。購入の場合は、選定するまでに時間や手間がかかりますが、レンタルなら当社の方でカタログから一度ご用意し、後で自由に入れ替えられます。季節ごとにアートを変えることもでき、手軽に環境をリニューアル可能です。
さらに、廃棄や引っ越しの場合でもワンストップで手配できるため、お客様の手間を最小限に抑えます。
——2024年にはオフィスソリューション「Office DoReMo」をリリースされました。サービスの全体像について教えてください。
川村:「Office DoReMo」は、オフィス移転に関わるすべてのプロセスをワンストップでサポートするサービスです。具体的には、デザイン設計、内装工事、備品の調達とレンタル、旧オフィスの原状回復、不要品のリサイクルまたは廃棄処分など、すべての工程をお任せいただけます。
——利用事例や具体的な効果についてご紹介いただけますか?
川村:例えば、あるIT企業では、オフィス移転に伴い従業員の働きやすさを向上させるためのレイアウト変更を希望されていました。当社の「Office DoReMo」は、デザイン段階から提案を行い、必要な家具を一部リユース品で対応することで大幅なコスト削減を実現しました。また、不要になった備品はリユースショップで販売し、循環型のプロセスを構築しました。
別の事例では、製造業の企業が全国複数拠点の移転を計画しており、各拠点で異なるニーズが存在しました。当社のサービスは柔軟に対応可能であり、結果として移転作業の効率化とコスト削減に大きく寄与しました。加えて、短納期の案件にも迅速に対応する柔軟性が評価されています。
——「Office DoReMo」ならではの独自の強みは何でしょうか?
川村:当社の独自性は、幅広い商品ラインナップと高い調達力、そしてリペア技術を有している点です。一般的なオフィス移転業者では新品の調達が中心ですが、当社では中古やリユース品も組み合わせた柔軟な提案が可能です。
また、リユースショップの運営により、不要品の再利用や廃棄コストの削減も実現しています。これらの強みは、環境負荷を最小限に抑えたい企業やコスト意識の高い顧客にとって大きな魅力となっています。さらに、独自のプロジェクト管理ツールを導入し、進捗状況をリアルタイムで可視化することで、顧客の安心感を提供しています。
——では、最後にメッセージをお願いいたします。
川村:物を調達する際、購入だけでなく「レンタル」という選択肢を取り入れることで、理想のオフィス空間やサービスの質を高めることができます。机や椅子といった一部の備品でも、レンタルを活用することで柔軟な対応が可能となり、試しながら最適な環境を整えることが、何よりのメリットです。
私たちはお客様のニーズに合わせたご提案を通じて、より満足度の高いオフィス環境づくりをサポートいたします。「レンタル」という新たな選択肢が、皆様のオフィスづくりの一助となれば幸いです。
<本記事はPR記事です>
edit & write : yoko sueyoshi
photo : hideki ookura
川村:「Office DoReMo」は、オフィス移転に関わるすべてのプロセスをワンストップでサポートするサービスです。具体的には、デザイン設計、内装工事、備品の調達とレンタル、旧オフィスの原状回復、不要品のリサイクルまたは廃棄処分など、すべての工程をお任せいただけます。
——利用事例や具体的な効果についてご紹介いただけますか?
川村:例えば、あるIT企業では、オフィス移転に伴い従業員の働きやすさを向上させるためのレイアウト変更を希望されていました。当社の「Office DoReMo」は、デザイン段階から提案を行い、必要な家具を一部リユース品で対応することで大幅なコスト削減を実現しました。また、不要になった備品はリユースショップで販売し、循環型のプロセスを構築しました。
別の事例では、製造業の企業が全国複数拠点の移転を計画しており、各拠点で異なるニーズが存在しました。当社のサービスは柔軟に対応可能であり、結果として移転作業の効率化とコスト削減に大きく寄与しました。加えて、短納期の案件にも迅速に対応する柔軟性が評価されています。
——「Office DoReMo」ならではの独自の強みは何でしょうか?
川村:当社の独自性は、幅広い商品ラインナップと高い調達力、そしてリペア技術を有している点です。一般的なオフィス移転業者では新品の調達が中心ですが、当社では中古やリユース品も組み合わせた柔軟な提案が可能です。
また、リユースショップの運営により、不要品の再利用や廃棄コストの削減も実現しています。これらの強みは、環境負荷を最小限に抑えたい企業やコスト意識の高い顧客にとって大きな魅力となっています。さらに、独自のプロジェクト管理ツールを導入し、進捗状況をリアルタイムで可視化することで、顧客の安心感を提供しています。
——では、最後にメッセージをお願いいたします。
川村:物を調達する際、購入だけでなく「レンタル」という選択肢を取り入れることで、理想のオフィス空間やサービスの質を高めることができます。机や椅子といった一部の備品でも、レンタルを活用することで柔軟な対応が可能となり、試しながら最適な環境を整えることが、何よりのメリットです。
私たちはお客様のニーズに合わせたご提案を通じて、より満足度の高いオフィス環境づくりをサポートいたします。「レンタル」という新たな選択肢が、皆様のオフィスづくりの一助となれば幸いです。
<本記事はPR記事です>
edit & write : yoko sueyoshi
photo : hideki ookura